クラリティ法案が15対9で委員会通過|次に何が起きるのかをわかりやすく解説

日本時間5月15日未明、アメリカ上院銀行委員会でクラリティ法案の審査が行われました。

結果は15対9で可決。第一関門を突破しました!

前回の記事でお伝えした通り、今回の通過はあくまで手続きの一段階です。

法律成立まではまだステップが残っています。

今回は何が起きたのか、次に何が待っているのかをわかりやすく整理します。

目次

何が決まったのか──15対9で委員会を通過

上院銀行委員会(共和党13名・民主党11名)の投票結果は15対9でした。

共和党全員に加え、民主党からアリゾナ州のルーベン・ガレゴ議員とメリーランド州のアンジェラ・アルソブルックス議員の2名が賛成に回り、超党派での通過となりました。

当初は共和党のみの賛成(13対11)での通過も想定されていましたが、土壇場で民主党議員2名が賛成に転じ、より強い支持基盤での通過となった点は注目に値します。

ただし、アルソブルックス議員は上院本会議では未解決の問題が解決されるまで賛成しないと述べており、今後の交渉が引き続き重要になります。

法律成立まで残っているステップ

前回の記事でもお伝えした通り、委員会通過はあくまで第一関門です。

法律として成立するまでには、以下のステップが残っています。

1.✅ 上院銀行委員会で可決(今回完了)
2.🔲 上院内での追加調整(5月下旬〜6月:倫理条項・マネロン対策・ステーブルコイン規制の調整を含む)
3.🔲会議で採決(超党派の支持が必要で、ロイターは少なくとも7人の民主党議員の支持が必要になると報じている)
4.🔲 大統領が署名して法律として成立(7月4日までが目標)

    法律成立後も、SECとCFTCによる具体的なルール策定は2027年以降になる見通しです。

    ホワイトハウスは引き続き7月4日(独立記念日)までの成立を目標としています。

    市場はどう反応したか──結果が出る前に動いたBTC

    日本時間5月15日11時40分のBTC/USDTチャート(1時間足)

    今回の審議に対して、市場は結果が出る前から動き始めていました。

    審議スタート前後に急騰し、その後利益確定売りで一旦下落。

    実際の通過ニュースを受けて再び反発するという、典型的な期待買いの動きが見られました。

    審議がスタートした=通る可能性が高い、と市場が判断し、結果を待たずに先に買いが入る。
    これが期待買いです。仮想通貨市場ではよく見られる動きで、噂で買って事実で売るという格言通りの値動きでした。

    なぜ結果が出る前に動くのか──これは法律の動きが価格に直結している仮想通貨市場ならではの特徴のひとつです。

    相場の数字だけでなく、その背景にある法律・政治の動きを追うことが、こうした値動きを理解する上で重要です。

    まだ残っている課題

    今回の委員会通過で大きな一歩を踏み出しましたが、上院本会議に向けていくつかの課題が残っています。

    ① 倫理条項の問題
    トランプ大統領をはじめとした政府関係者が仮想通貨で利益を得ることを制限する倫理条項が、現時点では法案に盛り込まれていません。
    民主党はこの条項なしには上院本会議で賛成しないとの立場を示しており、今後の交渉で最大の焦点になります。

    ② マネーロンダリング対
    法執行機関からは仮想通貨を使った違法取引を取り締まるための規定が不十分との懸念が引き続き示されています。

    ③ ステーブルコインの利回り規制
    銀行業界はステーブルコインに利回りが認められると銀行預金が流出すると引き続き反発。
    今回の法案では保有するだけの利息はNG、取引や活動に基づく報酬はOKという妥協案が盛り込まれましたが、銀行側はこれにも反対の姿勢を見せています。

    XRPにとっての意味

    前回の記事でもお伝えした通り、XRPはこの法案と最も深く連動している銘柄のひとつです。

    2026年3月にSECとCFTCがXRPをデジタル商品の例として示しましたが、これはあくまで行政機関の解釈であり、政権が変われば覆される可能性がありました。

    クラリティ法案が最終的に成立すれば、この分類が法的枠組みとしてより明確になり、行政の解釈に左右されない安定した環境が整います。

    今回の委員会通過はその第一歩として、XRPをめぐる規制環境が着実に前進していることを示しています。

    まとめ

    1. 15対9で委員会を通過。民主党2名が賛成に回り、超党派での通過となった
    2. 法律成立まではまだ複数のステップが残っており、倫理条項・マネロン対策・ステーブルコイン規制が焦点
    3. ホワイトハウスは7月4日までの成立を目標としており、今後の上院本会議に向けた調整が次の正念場

    第一関門突破という大きな一歩を踏み出したクラリティ法案。

    ただし法律として成立するまでの道のりはまだ続きます。

    法律成立に向けた動きを、これからも一緒に追っていきましょう。

    本記事は情報提供を目的としており、特定の投資を推奨するものではありません。仮想通貨への投資には価格変動リスクがあり、元本は保証されません。投資判断はご自身の責任において行ってください。

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    この記事を書いた人

    はじめまして、まりょです。

    2023年に仮想通貨投資をスタート。
    当初はほとんど知識がなく、疑問や不安だらけで、
    専門用語のたびに自分で調べる毎日でした。

    最初は長期投資とステーキングを中心に安定していましたが、
    「もっと増やしたい」という欲から短期売買を繰り返し、
    暴落局面で含み損を抱えたまま損切り。大きな損失を経験しました。

    この失敗から学んだのは、

    「知識なく感情で動くと、投資は必ずブレる」

    ということ。

    現在は、長期投資・ステーキングを軸にしながら、
    情報を精査したうえで中期売買も取り入れた運用を継続しています。

    このブログでは、実際の失敗体験をもとに、

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    ・暴落時の向き合い方
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    を、初心者目線で正直に発信しています。

    「わからないを、わかるに変える」

    これをテーマに、専門用語はできる限り噛み砕き、
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    ※当ブログは特定の投資を推奨するものではありません。
     投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。

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