いまアメリカとイランの間で、緊迫した交渉が続いています。
トランプ大統領はイランに対し、世界の石油輸送の要所ホルムズ海峡の開放を強く求め、応じなければ大規模な攻撃に踏み切ると繰り返し警告しています。
その期限が、日本時間4月8日午前9時——明日の朝です。
この結末が、ビットコインの価格を、原油の値段を、そして私たちの生活を直接動かす可能性があります。
ホルムズ海峡——たった一本の水路が世界を揺るがしている
世界の石油の約2割が通過するこの海峡が、いまイランによって事実上封鎖されています。
ペルシャ湾とインド洋をつなぐ幅わずか30キロほどの水路ですが、ここが止まれば中東産の原油・天然ガスの輸送が滞り、世界のエネルギー価格は跳ね上がります。
日本にとっても他人事ではありません。
日本の原油輸入の約9割はこの海峡を経由しており、封鎖が長引けばガソリン代や電気料金など、私たちの生活への影響は避けられません。
3度の期限延長——それでも交渉は膠着したまま
トランプはイランに対し、ホルムズ海峡の開放を繰り返し要求してきました。
期限はこれまで3度延長され、現在の最終期限は日本時間4月8日午前9時です。
イランはパキスタンを通じて停戦案を拒否。
トランプは昨日の記者会見でさらに強硬姿勢を強めており、交渉の行方はいまだ見通せない状況です。
大口投資家はすでに動いていた
興味深いのは、市場がすでに答えを先読みし始めていることです。
昨日アメリカの株式市場が開く前のタイミングで、大量のビットコインが取引所へ流入しました。
これは大口の投資家が買いの準備をした可能性が高いと見られています。
停戦合意を先読みして、仕込みを始めた——そういうことが、相場の世界では実際に起きています。
期限後、3つのシナリオ
市場が想定しているのは大きく3つのパターンです。
どれが現実になるかで、仮想通貨の動きも大きく変わります。
シナリオA|合意が成立する(市場の本命)
多くの投資家が織り込んでいるのがこのシナリオです。
停戦合意が成立すれば、原油価格が急落し、株が急騰、ビットコインも上昇する流れになります。
大口が先に仕込んでいた分、そのポジションが報われる展開です。
シナリオB|攻撃が実施される(市場が想定していないリスク)
イランが拒否を続け、トランプが実際に攻撃に踏み切るシナリオです。
合意を期待していた分だけ、ショックは大きくなります。
原油が再び急騰し、株は急落。ビットコインも大きく下がる可能性があります。
シナリオC|事実売り(仮想通貨でよくある動き)
合意のニュースが流れた瞬間に、逆に価格が下がるパターンです。
すでに合意を見越して買いが入っていた分、
ニュースが出た=利益確定のタイミング
と判断した投資家が一斉に売りに回ることがあります。
ビットコインと世界情勢の連動は年々強くなっている
政治・エネルギー・金融——本来はバラバラに見えるこれらの動きが、ビットコインの価格にも確実に影響を与えるようになっています。
今回のイラン情勢はその典型です。
トランプが期限を設定するたびに市場が揺れ、イランが拒否するたびに原油が動き、その余波がビットコインにまで届いています。
まとめ|なぜ動いたかを見る習慣
今回の米イラン交渉は、政治・エネルギー・金融がビットコインという一点でつながっている、まさにその典型です。
トランプが期限を設定するたびに市場が揺れ、イランが拒否するたびに原油が動き、その余波がビットコインにまで届いています。
価格が動いたとき、なぜ?を一度だけ調べてみる。
それだけで、世界の見え方が少しずつ変わってきます。
明日の朝9時、トランプが何を言い、価格がどう動くかぜひ観察してみてください。
世界経済の動き方を、リアルタイムで体感できる良い機会です。
