仮想通貨の購入は、初めてだと「操作を間違えたらどうしよう」「お金を失ったら怖い」と不安になるものです。
実際、これは誰もが最初に感じるごく自然な気持ちです。
ただ、取引所の画面は確認画面が何度も表示される仕組みになっており、いきなり購入が完了することはありません。
また、少額から始めれば、万が一操作を間違えても大きな損失にはなりません。
この記事では、不安を最小限にしながら、安全に最初の一歩を踏み出すための具体的な手順を解説します。
なぜ最初は「少額で1回だけ」が正解なのか
仮想通貨を始めるとき、いきなり大きな金額を投資する必要はありません。
ここでは、少額で1回だけ購入することが初心者にとって最適な理由を3つの観点から解説します。
最初の目的は「稼ぐこと」ではなく「慣れること」
仮想通貨を始める目的は、最初から利益を出すことではありません。
まずは取引所の操作方法や仮想通貨の動き方を体で覚えることが何より大切です。
教科書を読むだけでは実感できないことも、実際に購入して価格の変動を見ることで自然と理解できるようになります。
利益を狙うのは、仕組みを十分に理解してからでも遅くありません。
焦らず、最初の一歩は「学習」だと割り切って進めましょう。
少額なら失敗しても痛くない
最初の購入金額は、500円から3,000円程度で十分です。
この金額なら、仮に価格が下がったり操作を間違えたりしても、精神的な負担はほとんどありません。
お試し、と割り切れる金額だからこそ冷静に観察できます。
逆に、最初から大きな金額を入れると少しの値動きでも不安が大きくなってしまいます。
まずは小さく試すことが、長く続けるコツです。
1回体験するだけで理解が一気に深まる
実際に少額で購入してみると、文章や動画だけでは分からなかったことが一気に腑に落ちます。
購入ボタンを押す緊張感、残高に反映される瞬間、価格が上下する様子を見ることで、文章では伝わらない感覚がつかめます。
特に、購入後に価格が動く様子をリアルタイムで見ることは、仮想通貨の特徴を体感する貴重な経験です。
この体験があるだけで、次のステップに進むときの不安は大きく減ります。
購入前に確認すべき3つのチェックリスト
購入ボタンを押す前に、必ず確認しておくべきポイントが3つあります。
これらを事前にチェックしておくことで、スムーズかつ安全に購入を進められます。
✓ 日本円が入金されているか
購入する前に、取引所の残高画面を開いて日本円が反映されているか確認しましょう。
銀行振込の場合、営業時間外だと翌営業日の反映になることがあります。
入金したはずなのに残高がゼロのままなら、もう少し待つ必要があります。
残高が反映されていれば、いつでも購入できる状態です。
✓ 2段階認証が有効になっているか
購入前に、セキュリティ設定画面を開いて2段階認証が「有効」になっているか必ず確認してください。
2段階認証は、不正ログインから資産を守る最も重要な設定です。
まだ設定していない場合は、購入よりも先に2段階認証を済ませることを強く推奨します。
セキュリティを固めてから、安心して購入に進みましょう。
設定方法については、別記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
👉 Google Authenticatorの設定方法(初心者向け)
✓ 購入画面(販売所)の場所を把握しているか
実際に購入する前に、今開いている画面が「販売所」なのかどうかを一度確認しておきましょう。
取引所によっては「販売所」「取引所」「トレード」など、複数の選択肢が表示される場合があります。
事前に画面の雰囲気を見ておくだけでも、購入時の迷いが減り、安心して操作できるでしょう。
はじめは「販売所」から始めるのが正解
仮想通貨の購入方法には「販売所」と「取引所(板)」の2種類があります。
はじめは必ず「販売所」から始めましょう。
ここでは、それぞれの違いと販売所を選ぶべき理由を解説します。
「販売所」と「取引所(板)」は何が違う?
販売所は、取引所から直接仮想通貨を購入する仕組みです。
コンビニで商品を買う感覚に近く、価格が明確で操作も簡単。
一方、取引所(板)は、ユーザー同士が希望する価格を出して売買する場所です。
フリマアプリのように「この価格で売りたい人」と「この価格で買いたい人」が一致したときに取引が成立します。
価格は安く買えることが多いですが、注文方法が複雑で初心者には難しく感じます。
まずはこの違いを理解しておきましょう。
最初は「販売所」を選ぶべき理由
販売所が最適な理由は3つあります。
1. 操作が簡単
2. すぐに購入が完了する
3. 表示されている金額で確実に買える
多少割高になる場合がありますが、最初の学習段階ではメリットの方が圧倒的に大きいです。
【実践編】初めての少額購入、具体的な手順
ここからは、実際に購入する具体的な手順を3つのステップで解説します。
画面を見ながらゆっくり進めれば、初めてでも5分程度で完了できます。
💡まだ口座を開設していない方へこの記事の手順は、国内取引所に登録済みの方向けです。
まだの方は、先にこちらの記事で全体の流れを確認してください。
👉 仮想通貨の始め方(初心者向け)
ステップ1:最初に選ぶ銘柄はビットコインかイーサリアム
最初に購入する銘柄は、ビットコイン(BTC)またはイーサリアム(ETH)をおすすめします。
この2つは仮想通貨の中で最も有名で、情報量が圧倒的に多く、価格も比較的安定しています。
そのため、初心者が仮想通貨の値動きや仕組みを学ぶには最適な銘柄です。
また、短期的に売買しなくても、長期保有を前提に持ち続けやすいという点も大きなメリットです。
「まずは買って、しばらく様子を見る」というスタンスでも問題ありません。
最初は、価格の上下に一喜一憂せず仮想通貨に慣れることを目的に、この2銘柄を選ぶと安心できるでしょう。
聞いたことのないマイナーな通貨は、価格変動が激しく情報も少ないため避けましょう。
まずは安心して観察できる銘柄を選ぶことが大切です。
ステップ2:購入画面で確認すべきポイント
購入画面を開いたら、必ず次の3点を確認してください。
・選んだ銘柄が間違っていないか
・購入金額が意図した金額か(500円〜3,000円を推奨)
・手数料込みの合計金額はいくらか
取引所によっては手数料が別途表示されることがあります。
確認せずに進むと、予想より多くの金額が引かれることがあるので注意しましょう。
ステップ3:購入ボタンを押してみよう
確認が終わったら、いよいよ購入ボタンを押します。
ボタンを押すと確認画面が表示されるので、もう一度内容を確認してから最終決定します。
完了画面が表示されたら購入成功です。
購入後にチェックしてほしいこと
購入が完了したら、次の2つを確認しましょう。
これらをチェックすることで、正しく購入できたか確認でき、仮想通貨の特徴を体感できます。
残高画面で反映を確認する
購入後、まずは残高画面を開いて反映されているか確認しましょう。
通常、数秒から数分で購入した仮想通貨が表示されます。
日本円残高が減り、仮想通貨残高が増えていれば正常に購入できています。
もし反映されていなくても、数分待てば表示されることがほとんどなので待ちましょう。
評価額がリアルタイムで動くことを体験
残高画面を開いたまま、評価額(現在の価値)を見てみましょう。
仮想通貨は常に価格が変動しているため、数円から数十円単位で金額が上下します。
この動きを見ることで、仮想通貨の特徴を実感できます。
最初は不思議な感覚かもしれませんが、これが仮想通貨の本質です。
数日間観察を続けることで、価格変動のリズムや傾向が少しずつ見えてきます。
購入後によくある疑問と不安
- 価格が下がった…失敗した?
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心配不要です。仮想通貨は常に上下するもので、数時間後には戻ることもよくあります。少額購入なら損失も数十円程度です。これは「勉強代」と考え、一喜一憂せず長期的な視点で見ましょう。
- すぐに売ったほうがいい?
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焦る必要はゼロです。数日から1週間ほど価格の動きを観察して、仮想通貨の特性を学びましょう。焦って売買すると手数料ばかりがかさみます。じっくり観察することが大切です。
- 次は何をすればいい?
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しばらく様子を見ましょう。毎日残高画面をチェックして価格の動きを観察します。慣れてきたら、次の購入や他の銘柄の検討を始めます。焦らず自分のペースで進めながら、次に必要な知識を少しずつ身につけていきましょう。
まとめ|1回の小さな体験が大きな一歩になる
仮想通貨の最初の購入は、利益を狙うためではなく「慣れる」ための大切なステップです。
少額で1回購入することで、操作方法や価格変動の感覚を体で覚えられます。
失敗を恐れず、まずは500円から3,000円程度で試してみましょう。
この小さな一歩が、今後の自信につながります。
そして、購入後は価格の動きをじっくり観察し、仕組みを理解してから次のステップへ進みましょう。
慣れてくれば、定期的な少額積立や複数の銘柄への分散投資など、選択肢は徐々に広がっていきます。
まずは最初の一歩を踏み出してみてください。
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